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ぶれいくすたいる

ブレイクスタイルとは、カーテンの裾の処理をあらわす言葉です。
カーテンの裾をひきずることを、「ブレイクする」「ブレイクさせる」や「ブレイクスタイルにする」と呼びます。英語だとBreaking Styleです。

厳密にいうと、

▶床ぴっっっっったり→グレイジング/タッチング
▶5センチぐらい長い→ブレイキング
▶10センチぐらい長い→パディング

ですが、日本では長さの差にはこだわらず「床に届くカーテン」は総じてブレイクスタイルと呼ぶのが一般的です。

ブレイクスタイルは、高級カーテンの証?!

日本のカーテンは、一般的に、床すれすれの長さでオーダーするのが美しいとされていますが、それはポリエステル製が多く寸法変化率が小さいから為せるわざともいえます。海外では、ポリエステルよりも麻や綿、シルクなど、天然素材を使ったカーテンが多いのですが、天然素材は自重で伸びたり、洗濯で縮んだり、寸法変化率が大きいことが特徴です。ピッタリの長さに作ったとしてもその長さをキープするのは難しいでしょう。ですから、最初から長めに作って垂らしてサイズの変化に対応しているのです。
ブレイクスタイルのカーテンは、つまり「このカーテンは天然素材を使っている高級品です」を物語っているともいえます。

そして、ヨーロッパの建物は歴史的な建造物が多く窓の断熱効果が低いので、防寒のためにカーテンを長くしているという理由もあります。

ブレイクしたカーテンの事例

煤をたっぷり引きずってブレイクしている
プラザアテネホテル(パリ)
ブレイクさせたリビングのカーテン
jayblueより
ブレイクスタイルカーテンの
ネイルサロン
jayblueより