くらくないですか

「暗くないですか?」とは、家づくりやインテリアの打ち合わせにおいて、施主がよく口にする言葉のひとつです。
照明計画は、間取りや家具の配置に合わせ適切にプランニングされるべきですが、明るさの感じ方は人それぞれであり、配灯プラン図や数値だけの説明ではなかなか理解していただきにくいものです。

ショールームで実際の明るさを体感したり、照明の専門家のアドバイスを取り入れたり、インテリアコーディネーターの提案を取寄せたりしても、なお、不安がぬぐえない施主は少なくありません。

施主

暗くないですか?

「暗くないですか?」とは、「本当に照明、これで大丈夫なの?」「ダウンライトの数、足りてますか?」「施工したあと、やっぱり暗い!ってなるのは勘弁してくださいよ」という、施主の不安の声であり、満遍なく隅々まで空間を明るくしないと気が済まない日本人特有の不安ともいえます。

そしてまた、提案するインテリアコーディネーターやデザイナー側も、のちに「暗い」とクレームを言われるのを恐れ、必要以上に多く照明をつけがちで、そのため、時々残念な空間が出来てしまうことも。

ダウンライトつけすぎ

天井、空爆うけたんすか!

いや~、暗いってクレームもらうよりはいいかと思って・・・