京都の伏見稲荷の近くに
民泊施設が出来ました。
内装はＳ様のお手配によってＤＩＹで整えたそうです。

私は家具や小物、ファブリック等のコーディネートのお手伝いをさせていただきました。

２階建ての一軒家。

上の階に、ベッドとコタツをおいて
くつろぎスペースとしました。

ダブルベッドが２台。

大人数での宿泊の際には
さらに畳のところにお布団を敷いておやすみいただけるようになっています。

ベッドスペースを間仕切るカーテンは、
防炎生地で、
和柄風の色違いを両面使いにしました。

襖を閉じれば
それぞれが個室になります。
開けたり閉じたりして
オープンスペースになったり
個室になったり
リビングになったり
寝室になったり。

日本の暮らしを、海外から来るお客様に
楽しんでいただけるといいですよね。

左手側のベッドスペースには
枯山水をモチーフにしたてぬぐいを額装してアートに見立てました。

窓辺にはブルーの色使いのアートフラワー。
これは、以前「デザイナーショーハウス」に出展した際に
京都のフラワーデザイナー粟津ゆきこさんに製作していただいたものです。

デザイナーショーハウスってなんだ？っていう方は
こちらをご覧くださいませ。
2015年に神戸で開催されたデザインイベントです。
↓

デザイナーショーハウス「あるコレクターのお部屋」展

ショーハウスが終わって撤収したまま
ずっと保管をしていたものを
このたびこちらのコーディネートに利用させていただきました♪

そして右側のベッドスペースには、
伏見の稲荷神社をモチーフにした手ぬぐいを額装しました。

左右共に、朱色の壁が効いてますよね♪

部屋は多灯づかいにしています。
要所要所にあかりを取り入れて、陰影のあるインテリアに。

大ぶりな竹組の照明でインパクトを与えています。

観光案内パンフレットなどを並べるための棚。

ところで。

１階の玄関を開けると
まず飛び込んでくるのはこの景色。

古い日本家屋らしい
急こう配のまっすぐな階段。

そしてなかなかのサイケな空間になりました！

もともとはこんな感じでしたが

１段づつ、階段の蹴上（けあげ）部分に
壁紙を貼らせていただきました。

ただでさえ派手な赤い壁のところに
トルコブルーと墨柄を交互に、っていう。
ちょっといかれた（？）わたしの脳内です。

海外の方に受け入れてもらえるんじゃないかな？と思っています。

このサイケな階段をあがると
２階のこの景色に切り替わるというわけです。

さて、階段に貼った壁紙は、
パネル仕立てにもいたしまして
壁面にアートとして飾っています。

階段と室内につながりをもたせました。

１階は受付カウンターと、ミーティングスペースになっています。
ダイニングとして使っていただいてもよいでしょうし
お布団を敷けば寝室にもなります。

おもてなしのウェルカムチョコレート。
民泊オーナーＳ様がご用意されていましたよ♪

京都の伏見稲荷の近くということで
ＫＩＴＳＵＮＥ　ＨＯＵＳＥ
と名付けられたこの民泊施設。

機会がありましたらどうぞご利用くださいませ。

Ｓ様、ご依頼ありがとうございました。

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interior DATA
インテリアコーディネート/interiorworks jay blue
戸建て２階建て

<<インテリア>>
●スタンド照明・ベッド他/ニトリ
●ペンダント照明・スツール他/ＩＫＥＡ
●間仕切りカーテン/リリカラ・サンゲツ（CB SOWM）
●ベッドファブリック/ZARA HOME
●こたつ布団/カインズホーム
●階段の壁紙/トルコブルー ＴＨ８７６５
　　　　　　 墨絵柄 ＴＨ９１０１（ともにサンゲツ）
●フラワーアレンジメント/アトリエコトコト
●その他インテリア小物/東京堂　ほか

上記、納品作業一式お手伝い
CB SOWM