「碧色の通過点」埼玉県さいたま市自邸
REAL-LIFE RENOVATION インテリアコーディネーターとつくる世界にひとつの“リア住”空間
わたくしが暮らしている自邸のご紹介です。
小さな空間ではありますが、
いつになっても完成することなく日々進化形のインテリア。
2007年に夫の実家を２世帯住宅にフルリフォームをして、
１階に夫の両親、２階にわたしたち家族が生活しています。
最初は白い壁にしていましたが途中で碧色（ブルー）の壁紙に貼り替えました。
そんな感じでちょこちょこと手を加えながら過ごしています。
（リノベ初期）
（2016年現在）
碧い壁は、フランスから取り寄せたE’LITIS（エリティス）というブランドのもの。
和紙のような質感でとても分厚い紙で出来ています。
リヤドロの天使の祈り。
蚤の市で見つけた古い、本。
ディスプレイしているのは家族の写真。
生まれた息子、生まれた娘。
キッチンはフルオーダーです。
ステンレスヘアラインのカウンターと、白いメラミンの扉。
メープル材の棚３枚。
究極にシンプルで私にとって使いやすい形。
キッチン。
タイルは汚れますか？
目地にカビがはえたりしませんか？と聞かれます。
・・・目地、汚れますよ、そう、こんな感じ。
私はマメに几帳面にきっちりお掃除をするタイプではなくて、
ざざざーっと大雑把にしているのです、そうするとこんな感じになります。
そろそろ目地材を入れなおしてきれいさっぱりさせようと思っているところです。
私の考えは「家はメンテナンスフリーではない」と思っているので、
定期的に手をかけることはむしろ必須で・・・あまり細かいことは気にしません。
つくって、並べて、食べて、運んで、片付ける。
このコンパクトな距離感（笑）
作業動線が短くて済むということはそれだけ「片付けるのが苦にならない」ということです。
部屋が狭いというだけのことですが、むしろメリットとしてとらえています。
カーテンの上についているしましまの上飾りは
こういう柄の生地があったのではなくて、
ミルフィーユのように、３色のベルベッド生地をストライプに縫い合わせたフラットバランス。
つまり、生地を細く裂いたものを、６本、縫い合わせてしましまのようにして作ったのです。
実験的にやったものなのですが、生地のロスが半端なくて
恐るべき金額になりました（軽自動車買えるくらい苦笑）
さりげなく部屋のアクセントになって気に入っていますが
デザインと価格のバランスがとち狂ってるので、
お客様にはご提案できないかもなぁ。
家族のワークスペース。
以前は「外」だったのですが、
バルコニーの一部分を室内にとりこみ増築してワークスペースにしたのです。
本棚には、本だけではなくていろんなものをわちゃわちゃーっと置いています。
ブレスレット
ハーモニカ
変な置物
ポストカードをいれたフレーム
ライブ会場でもらったミュージシャンのピンバッジ・・・。
私なりのカオスエリア。
ポストカードを集めるのは好きで、壁にペタペタと貼ってます。
古いものは４０年前（５歳のころ！）から持っているやつで、
新しいものは今年手に入れたもの・・・いろいろミックスされてます。
（追記：２０１９年リノベ）
自宅SOHOスタイルにするにあたり、2019年にワークスペースを広げるリフォームしました。
現在ここでjay blueのお仕事をしています。
床のタイル、気に入ってます。
海外からの取り寄せ品。
サンプルや見本帳などを置いているエリア。
そんでもってこちらは趣味の収集品コーナー。
まぁ、一言でいえば
愛しきがらくたばかりです（笑）
宇宙。
リビングから見るとこうなってます。
というのが、リビングに隣接したSOHOエリアでした。
こちらは夫の寝室。
シンコールの水色の壁紙でさわやかでカジュアルな空間にしています。
こちらは息子の部屋。
リノベ初期。
もともとは玄関の吹き抜け空間でしたが、
鉄骨で床を作って１部屋増やしまして息子の部屋にしました。
５歳のころの息子。
わーい自分の部屋だーなんつってベッドで飛び跳ねていますが、
一人でこの部屋に寝るようになったのは中学生になってからです。
小学生高学年時代の部屋。
ミニ四駆やプラモデルにはまっていたころで、そんなものが増えていました。
ベッドカバーを白くして少しだけ大人っぽい部屋にしました。
↓↓
中学生になってから、デスクを購入しました。
窓際に沿わせたカウンター状の長い白いデスクです。
塾の参考書、部活（テニス部）のアイテムなど持ち物が増えていきました。
↓↓
カードゲームにもまだ興味があったころ。
本棚やデスク回りの整理整頓、この当時はまだ得意とは言えませんので なんとなく煩雑な感じ。
出しそびれたプリントがグシャっとなって ノートの間に挟まっていたりしました。
そして、いざ中学を卒業した春休み。
壁の色を変えることにしました。
妹と２人でぬりぬりＤＩＹをさせました。
そして２０１６現在の、高校生になった息子の部屋です。
だいぶ「すっきり」暮らしています。
男子中学生の本棚。
こちらは娘の部屋です。
リノベーションする前、このお部屋はもともとは「和室」でした。
和室を洋室にした、幼稚園児時代の娘の部屋。
↓
小学生になるときに一度プチ改造をして
壁紙やカーペットをさらに貼り替えました。
掃出窓には、 ハンターダグラスのシルエットシェードを取り付けました。
その横に、ちょこんと50センチ程度の短いカーテンレールをつけまして ドレープカーテンをぶらさげています。
機能的には「無意味」なものですが、お部屋のアクセントになるのです。
私個人的に、薄くてハリのある「タフタ」生地が好きなので
チェック柄とサーモンピンクを選び、
２枚仕立てで縫製してもらいました。
ベッドの上には「天蓋（てんがい）・キャノピー」をつけてほしいというのが娘の要望でした。
小学生なのでゴージャスにはせず、ラブリーな感じになるようデザインしています。
ピンクと、ブルーと、古材＆アンティークの雰囲気。
この３つを軸にしてコーディネートしていますが、
シャビーになりすぎないよう、
クラシカルになりすぎないよう・・・
ほどよいところでＭＩＸさせたつもりです。
ので、 今風にこざっぱりとさせた、イギリス風ガーリールーム、とでも題しておきます。
ピンクの壁は、私がペンキを塗りました。
（でももう２度と塗りたくないです）
（ヘタくそなんでＤＩＹに向かない人間でした）
本や教科書は、可動の本棚に。
宿題や勉強は親がいるリビングでするので
このお部屋にまだ「デスク」というものはありません。
息子の部屋も、デスクを買ったのは中学生になった時でしたので、
娘も受験勉強をするようなお年頃になったら用意してあげようかと思っています。
2018追記：中学生になった現在はこんな部屋になってます。
机を買ってあげました。
ここで毎日勉強しています。
↓
ラブライブとか（笑）
本棚はラノベとマンガばっかりです。
どんどんオタク化進行中。
インテリアには完成形がなくて
「家族の成長に合わせて」「気分が変わった時に」など
時々なにかをいじっています。
たぶんこれからも（笑）
２０１６年の撮影はこやまさんでした。ありがとうございました。
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interior DATA
インテリアコーディネート/interiorworks jay blue
戸建
鉄骨Ｓ造 ２階建+屋上（１階には親世帯が居住）
昭和６２年築（2007年にスケルトンリフォーム済）
<<LDK>>
●床フローリング/マルホン バーチ無垢材
●壁ビニールクロス/サンゲツ
●アクセントの青い壁紙/E’LITIS（マナトレーディング扱い）
●ソファ後のストライプの壁紙/テシード
●造作収納家具（テレビボード・本棚・食器棚・キッチン）/jayblueオリジナルデザイン（施工・フォルムアッシュ＋バーン※現在は廃業）
●メープル材のダイニングテーブル/IDEE
●ダイニングの白いチェア/MAGIS エアー（デザイナー：ジャスパーモリソン）
●カーテン/SACHO WIND（マナトレーディング） FISBA ハンターダグラス（ アド装飾）
●ダイニング照明/トードボンチェの「ミッドナイトサマー」
●赤い椅子/ドリアデ TOY（デザインナー：フィリップスタルク）
●スタンド照明/ヤマギワ MISS K（デザイナー：フィリップスタルク）
<<長男部屋>>
●床/カーペット サンゲツ
●壁/サンゲツ量産クロス
●壁のペイント/水色・カラーワークス 黒・ＲＯＯＭＢＬＯＯＭ
●ベッド/LOFT
●チェスト・デスク/インテリアネット通販
●ペンダント照明 /長澤ﾗｲﾃｨﾝｸﾞ
●スタンド照明/ヤマギワ
●ウィンドートリートメント /タチカワ木製ブラインド
●インテリア小物/ニヤ・ノルディスカ他（クッション）・フレンステッドモビール・ボーネルンド（ｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ）
<<長女部屋>>
●床/カーペット サンゲツ
●壁/紙クロス テシード（花柄）
●壁のペイント/ピンク・カラーワークス
●オープン書棚 /棚板・チークの古材（吉川商事） （施工 アレンジスペース）
●サイドチェスト/アンティーク品 水色にペイント
●シャンデリア照明 /ディクラッセ
●ウィンドートリートメント/リリカラ・フジエテキスタイル・ハンターダグラス・TOSO（施工・東和商会）
●インテリア小物 ジェオグラフィカ（目黒通り店）・Ｂ-ＣＯＭＰＡＮＹ 他
