島あゆみのしごとースキノハテマデー 展示会立ち寄り雑記

大阪、京都、福岡…と、出張をしてまして。
打合せやら納品やらを済ませてきました。

ひさびさに帰宅して、どっと疲れています。
体力がなくなったなぁと痛感。
いやほんと、体力ない。
とにかく、体が疲れました。

という、出張の合間に、

 

島あゆみのしごと -スキノハテマデー

 

という展示会をのぞいてきました。
島さんは、テキスタイルデザイナー。
某メーカーのカーテンもデザインされている方です。

 

大阪の、ある雑居ビルの一角が会場だったのですが、
リノベーションを行う直前の状態を貸してもらったとのことで
そのなんともいえない廃墟感と、
島さんの作品のネイチャー感が溶け合って
すっごくよかった。

水面(みなも)に写った空をのぞきこんでいるような模様。
それをラグに加工している。

 

見たものは写真に残して、素材のアイデアとしてストックしていくのだという。
それらを今回の展示用にと、和紙に出力してランダムに空間にほうり投げてあった。
つまり、これが、島さんの「頭の中」ということだ。

 

島さんは自然界のテクスチャーからイマジネーションを広げ
テキスタイルのデザインに昇華させていくようだ。

 

ちょっと言葉にするのが難しいのだけれど
ある意味でとても妄想的で
ある意味でとても現実的な
不思議な空間でした。

 

私はデザイナーではないので
ものづくりが出来ない人なので
「デザイナー」という人達にはとても敬意を表しているのだけれど

表現力の出どころが圧倒的に違ということに、いつも嫉妬します。

実験的なアート、
デジタルミックスな手法、
あるいはアナログな部分。

挑戦的でもあるのに
ヒーリングのようでもあり

とてもいい展示会でした。
テキスタイルデザイナーの島さんご本人ともお会いできて
良かったです。