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要チェックすべきイギリス人デザイナー6人!

2017.10.7 Sat.

こちらは、SOHO地区にある
ハムヤードホテル。

インテリアデザイナーkit kempがデザインをした空間です。

可愛い壁紙だなーと思って近づいて触って見たら
壁紙じゃなくて、
緞子張りのファブリックでした。

さて。
世界にはたくさんのデザイナーさんがご活躍されています。
ジャンルはさまざまですが
インテリアコーディネーターの私が思う、
この人は要チェックだわ、という6人をご紹介します。

要チェックすべき
イギリス人デザイナーを6人!

 

 

その1・KIT KEMP(キットケンプ)

kit kemp(キットケンプ)は、
デザインホテル界を席巻している
いまをときめくデザイナー兼ホテルオーナーで
ロンドンだけでも・・・9個も!ホテルを手掛けています。

Ham Yard Hotel (ハムヤード)
Haymarket Hotel (ヘイマーケット)
The Soho Hotel (ソーホー)
Charlotte Street Hotel (シャーロットストリート)
Covent Garden Hotel (コベントガーデン)
Dorset Square Hotel (ドーゼットスクエア)
Knightsbridge Hotel (ナイツブリッジ)
Number Sixteen(ナンバーシックスティーン)

私も以前、2つのホテル宿泊を楽しみました。

The Soho Hotel (LONDON)

Dorset Square Hotel (LONDON)

キットケンプのデザインは、
ファブリックの使い方に強いこだわりが感じられます。
組み合わせの妙、
生命感、
ディテールの大胆さ。
気分のあがるコーディネート満載。

イギリス人の要チェックデザイナーとして欠かせない
気になる一人目が彼女です。

キットケンプのデザインを知るには
以下の2冊をお勧めします。

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その2・TERENCE CONRAN(テレンスコンラン)

彼は1931年生まれの、イギリス人インテリアデザイナーです。
デザインの分野で功績が評価され、
エリザベス2世女王より騎士 (Knight Bachelor) に叙勲、
「サー」(Sir) の敬称を許されているので
サー・テレンス・コンランなどと呼ばれています。

1971年にロンドンで「コンランショップ」第1号店がOPENして以来
すでに・・40年以上。
日本初の新宿店は1994年に登場。
家具だけでなく、雑貨、本、食器・・・
さまざまなものを一緒くたに扱う「ライフスタイル」という概念が
当時は斬新でした。
いまでもコンランの世界観は古びることなく
オーソドックス&モダンテイストのお手本として要チェックです。

サー・テレンス・コンランの
短いインタビュー動画をご紹介しますね。

 

デザインを知りたい方には
以下の2冊をお勧めします。

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その3・JASPER MORRISON(ジャスパーモリソン)

彼はロンドン出身のプロダクトデザイナー。
プロダクトデザイナー深澤直人氏とコラボして
super normalプロジェクトを設立するなど
日本にもなじみのあるデザイナーさん。

簡潔で、普遍的なデザインが特徴、
それこそコップから電車まで(!)
なんでもデザインしてしまいます。

彼の代表的な作品のひとつとして、
世界で初めてエアモールド成型で作られ
家具業界に革新をおこした「AIR CHAIR」という椅子があります。

この椅子は
ブループリント賞(100%デザインロンドン)、
CATAS2000賞受賞、
グッドデザイン賞、
Observeur du Design賞受賞など
各称を総なめにしました。
世界中の美術館等で
パーマネントコレクションに選定されています。

私の家のダイニングチェアにも
ジャスパーモリソンのAIR CHAIR(白)を採用しています。

「碧色の通過点」埼玉県さいたま市自邸

この、なんの変哲もないようなまんまるの照明器具。
見たことありますでしょう?
普遍的なデザイン。
彼のデザインを真似た作品が、
世のなかにどれだけあふれた事でしょう。

FLOS Glo-Ball C1(グロボールC1)(ホワイト)

 

 

 

その4・Tom Dixon(トム・ディクソン)

工業的なアプローチから、
独創的で奇抜なデザインをして注目を集めている
トム・ディクソン氏。
大英勲章を受勲し、
MAISON & OBJET(メゾンエオブジェ)のデザイナー・オブ・イヤーに選ばれるなど、
ヨーロッパで評価されているだけにとどまらず
世界中が注目しているデザイナーの一人です。 海外初出展の地として2015年には
東京青山にショールームが出来ました。
Tom Dixonのweb siteはこちら

ロンドンのモンドリアンホテルに代表されるように
トムディクソンの独創的なインテリア空間は圧巻ですが
彼がデザインした照明は
一般家庭でも採用されやすく
モダンでクールな空間づくりを担っています。

 
 
 
 
 
 

 

 

 

その5・KELLY HOPPEN(ケリーホッペン)

1957年うまれの女性。
ベッカム邸をはじめ、世界中のセレブのお宅を手掛けるインテリアデザイナーです。
うっとりするような、洗練された
コンテンポラリーなコーディネートは
すぐに真似出来る!というよりも
憧れの目で見るようなものばかりですが
彼女はインスタグラムがとてもおしゃれ♪
見てるだけでも刺激的です。

彼女のデザインを知りたい方に
オススメの本はこちらです。

Kelly Hoppen: How to Achieve the Home of Your Dreams
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Rizzoli (2014-03-11)
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House of Hoppen: A Retrospective
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その6・Michael Reeves(マイケルリーブス)

マイケルリーヴス。
彼はファッションデザイナーからインテリアデザイナーに転身した人。
ロンドンのPimlico Roadにショップを構えています。

インテリアデザインの仕事を
静かなる贅沢」と表現し、
控えめな味付け、装飾的なアートが特徴の
エレガントで上品なコーディネートをする人です。

アンドリューマーチンの
インテリアデザインアワードでの受賞も果たしています。
彼はインタビューのなかで
「トレンドが大嫌いだ」と述べていました。
ファッションデザイナー出身の彼らしい、
本物を追求しようとする姿勢に共感します。

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いかがでしたでしょうか。
インテリアコーディネーターの私が
これまた独断と偏見でお届けする
要チェックデザイナー6人です。

彼らはそれぞれタイプこそ違いますが
世界的に活躍している現役デザイナー。

作品そのもの、
あるいは思想的なもの、
生き方、
発信の仕方。

参考にしたり
憧れたりしながらの
要チェックです♪

jay blue
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