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素敵なインテリアにするためは色彩センスが必要!?ブルーベースとイエローベース

2018.2.9 Fri.

インテリアをどうにか体裁よくまとめたいと思っている人は多いでしょう。
ところがこんなふうに言う人がいます。

■色のセンスがないんです
■色の組み合わせ方がわからない
■色がまとめられなくてガチャガチャしちゃうんです

インテリアコーディネートと色は、
とても深い関係があるとみんな思っているのですね。
色をうまく使うことが出来たら、きっとインテリアも素敵になるに違いない。

その考えはあながち間違ってはいないと思います。
色使いをちょっと変えるだけで、もしかしたらあなたのお部屋は今よりワンランクアップのおしゃれ部屋になるかもしれません。

ここでひとつ、簡単なクイズ。

 

白 

白と聞いて、あなたはどんな色を想像したでしょうか。

白は・・・白よね。
白以外のなにものでもないじゃない。
白は・・・白よ!

では、これはどうでしょうか。

白いYシャツ。
白い生成りのシャツ。

どちらも言葉で言えば「白い」シャツですが、
Yシャツのほうは、青みがかっていて新幹線のような冴えた白さですし、
生成りのシャツは、ややアイボリーで練乳のような優しい白さです。

このように、色には、
それが同じ色でも青みがかった「ブルーベース」と呼ばれるグループと、
黄色みがかった「イエローベース」と呼ばれるグループに分けることが出来ます。

この4種類の青を見てみてください。

こちらは「ブルーベース」の青 (青みを感じる、青)

 
こちらは「イエローベース」の青 (黄色みを感じる、青)

 

黄色みを感じる青?
青みを感じる青?

急に言われてもなかなかピンとこないかもしれませんが、
意識して色を見るようにしているとなんとなくつかめてくるようになります。

例えばこれをご覧いただきましょう。

黄色が混じったようなベージュ系、イエローの要素が感じられるところに、ブルーベースの「白」を合わせるといかがでしょうか。
ザラっとした違和感を覚えませんか。

このように訂正してみたらどうでしょう。
違いがわかりますか?
イエローベースには、イエローベースの「白」を合わせてあげたほうがなじむのです。

 

 
イエローベースの中に、ブルーベースが混ざると、ちょっと異質な感じがします。
逆もしかりです。
この、なんだかちょっと居心地が悪いなぁという違和感は、
インテリアにおいてはそのまま「なんだかしっくりこない部屋」につながります。

イエローベースにはイエローベース同士、
ブルーベースにはブルーベース同士を組み合わせてあげると調和がとれてなじみます。

 

カーテンもベッドカバーもブルーベースなのに、
もしかしてそのクッション一つが、イエローベースかもしれません。

するとあからさまに「変だ!」というようなことではありませんが、
じわりとした違和感、仲間はずれ感を覚えます。

例えばこちらはどうでしょう。

もしもブルーベースでコーディネートしようと思っているのなら、
イエローベースになっている家具とカーテンレールをチェンジして
このようにコーディネートしたほうがしっくりきます。


 

どんな色の組み合わせでも「NG」はありません。

ですが、素敵なインテリアを目指すなら、
黄色っぽくて暖かい感じのする「イエローベース」が多いかな、
それとも、青白くてクールな印象の「ブルーベース」が多いかな、
違うグループが混ざってないかなと、
気にしてみてはいかがでしょうか。

 

jay blue
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