レプリカやリプロダクトの家具を買うと検品NG率が高いので、なんとかならないかなぁと思っています

2013.8.7 Wed.

あー、この椅子、見たことある～！

って思った方、いらっしゃるんじゃないですか。これは「チャールズ・イームズ」というデザイナーさんが1950年ごろ世に送り出した椅子です。いわゆるデザイナーズチェア、いわゆるつまり俗にいうイームズの椅子でして、いまだに人気衰えず、１脚、２脚・・・とお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この、イームズチェア。正規品を購入しますと、32,000円～50,000円ぐらいの価格帯になりますが（脚の形状等により価格差がある）、レプリカとかリプロダクト品を購入すると5,000円前後で手に入るんですよ。

えー、安い♪
いいじゃん、いいじゃん、全然レプリカでいいじゃん♪

いえ、私は実は基本的に「本物を」ご提案するというポリシーを持っているんです。いるのですけれどね、「子供部屋なら5,000円のでもいいんじゃない？」「気楽にデザインを楽しむなら本物にこだわらなくてもいいんじゃない？」という考えも理解できますので、レプリカの納品も何度もさせていただいているのですが、今までの経験から言いますとイームズに限らず、デザイナーズチェアの「レプリカ」を買って一発できれいに納品できたためしが・・・ありません！！！

「傷があった」「溶接がひどい」「ビスがうまくはまらない」などの不具合があって必ず交換をお願いするハメになってしまうのです。とほほ。