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湿式と乾式

2021.5.5 Wed.


少し前のコーディネート事例写真です。水色の壁がさわやかでおしゃれですよね!
壁に色を付ける方法はいろいろあるのですが、とりあえず一般的なものだけでいうと2つの選択肢があります。

★壁紙を貼る

★ペンキを塗る

ちなみにこちらのお部屋はペンキを塗って水色にした事例でした。

もともとは白い壁紙だったのを、上からこうしてプロの塗装屋さんがヌリヌリ・・・

塗料が乾いてから、テレビを掛けたり、家具を設置したりして完成します。

壁紙って、たくさんの種類があって「柄を楽しめる」内装材です。
ペンキは、たくさんの色があるので「色を楽しめる」内装材です。

壁紙のバリエーションの中にも「水色の壁紙」は存在しますが、塗料のグラデーションに比べたら足元にも及びません(というか、塗料は「調色」して作るので、どんな微妙な色合いも作れます)

テクスチャーや色にこだわりたいお客様は「ぜひペンキで!」とおっしゃいますし、塗装仕上げの壁ってとても人気があるんです。ところが、コーディネート事例においては・・・結果的に圧倒的にペンキじゃなくて壁紙を貼る作業がほとんどです。

なぜか?
・・・だって壁紙のほうがコスパがいいから!

(それを言っちゃぁ身もふたもないっ)

実は、壁紙を貼るより塗装で仕上げるほうが見積が高くなります。
何度も塗ったりするし、乾かす時間(なんもしない時間)も必要で、職人さんの拘束時間が長くなりますし・・手間がかかるので・・・自分でペンキを買ってきてDIYするなら安上がりかもしれませんが、プロの職人さんにお願いするとそれなりのお見積りになります。
(でもそれに見合うだけの仕上がりの美しさ、質感の良さが!)


(我が家の寝室。水色の壁は「壁紙」です。塗装でしあげたらもっと良かったんだけどね)

 

さてここで、湿式乾式のお話。

えっとそうだなぁ・・・ちょっと外壁工事を思い浮かべてください。
左官屋さんがヌリヌリして仕上げるやり方と、パネル(サイディング)をパタパタとはめ込んでいくやり方がイメージできるかと思うんですが、ヌリヌリするような方法を「湿式工法」といい、パタパタはめるような方法を「乾式工法」と呼びます。

使う材料に水分を含んでいるものが「湿式」で、
材料に水分を含んでないものが「乾式」と覚えておくとよいです。

お風呂場の場合だと、湯舟を設置して周りに左官屋さんがタイルを貼っていくようなものは「湿式」で、パタパタっと組み立てるだけのユニットバスは「乾式」です。


(神奈川県S様のおうち、タイルで仕上げた「湿式」のコーディネート事例)


(タイルを貼って、目地をいれているよ)


(お風呂と洗面エリアを統一させられるのがメリット♪)

 


(こちらはユニットバス。プラモデルのように現場で組み上げるだけの作業)

なんとなくイメージできたでしょうか。
湿式は職人技が必要で、個性的で表情豊かなテクスチャーが作れるのがメリットですが、工期がかかり人件費も高くなるので、高コストになりがちです。
乾式は、施工が簡易なので職人の技に頼らず一定のクオリティが保て、短工期で済みますが、パタパタっと組み上げるのであくまでも平均的なデザインです。

どちらにも一長一短があり、どちらが優れているというわけではないので適宜採用していけばよいのですが、なんにしても「手間暇かかるほうが高コストになる」ということは念頭に置いて、家づくりを計画してみてくださいね♪

 

 

ではまた!

 

 

 

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