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JAZZとアフガニスタンの医師

2020.3.10 Tue.


某日。
四ツ谷駅近くのJAZZカフェ「いーぐる」にて。
(いーぐるのWEBサイトに行くと、このご時世にBBSがあって泣けてくるw)

狭い階段を降りる地下の店でランチ時はほぼ100%、男性の1人客だ。
思い思いに読書したり
目を瞑ったりしながら
パスタとコーヒーを体に流し込んでいる。

壁のスピーカーは
JBL 4344 markⅡ

耳を塞ぎたくなるような大音量の
その、一歩手前のボリュームが
心地よい没頭感。

————– 

さて。
積読(ツンドク)本を消化中です。
※ツンドク本とは、
「そのうち読むぞ」と思いながらなかなか手を付けず、
部屋の片隅で積み上げられたままになっている本のことをいう。
一説によると、積み上げてから2週間たっても読まれないものは
おそらく一生読まない運命になる確率が高いと言われている。

これは、
昨年12月、井戸掘りの現場に向かう道中に狙撃され
銃弾に倒れ亡くなったお医者さん、
中村医師の功績をまとめた本だ。

 

アフガニスタンで20年もの間、
ハンセン病をはじめ現地の医療に貢献してきた。
病気になる大元は不衛生な水だからと気づき
診療のかたわら自ら井戸掘りもしてきた。
アフガニスタンの土木工法で
アフガニスタンの人と作るのだ。
その数、1000近く!

こういった地域には
諸外国からたくさんの
ボランティアはやってくる。

でもそのほとんどは形だけの井戸掘り
(掘りましたよ的な写真だけ撮って終わり。水は出ない)
(現地の工法で作らず先進国の技術を持ち込んで作ってしまうので、故障したらそれっきりで直すことが出来ず井戸が死ぬ)
だし、
派遣されてきた医師達も
「これじゃ医療行為が出来ない」といって結局逃げ出すのがほとんどだそうだ。

アフガニスタンはイスラム教の世界。
女性は肌を見せない。
胸に聴診器をあてることさえままならない。

すると先進国からやってきたボランティア医師達は
「こんなんじゃ診察が出来ん」
「そもそもこの国は女性の社会的地位がー」
「そもそも女性への教育がー」
と、それらしい問題を持ち帰って、国際社会の中で提起しドヤリ顔をしてるだけだ。

中村医師は
「問題はそこじゃない。現地の宗教や文化に僕たちが口出しして僕たちのルールを持ちこんじゃダメだ。服の上から聴診器をあてて診療できる方法、僕らが工夫すべきは向き合う問題は、そっちなんだよ」

お金儲けにも、権威にも、地位にもビジネスにも興味がなく
ただただ人の命を多く助けたいと、
アフガニスタンに溶け込み
多くの友人をつくり
命を救い続けた。

素晴らしい日本人は、
きっと世の中にまだたくさんいるんだと思う。

利己的な信念など持たず
パッションに沿ってシンプルに生きている人に憧れる。

(あるいはそれをJAZZ的な人生と私は感じるのだ)

そんな、読後感。

 

 

 

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