なぜオンラインサロンを始めたか、という話


先日はサンゲツ様のショールーム内にありますセミナールームをお借りして
インテリア文化研究所様主催のセミナーに、登壇させてもらいました。

とか、

3Dプリンターを使って家具を製作する!というワークショップに参加してきました。

とか、いろいろお伝えしたいネタがたくさん控えておりますが
今日のブログは、オンラインサロンについて述べたいと思います。

「三宅利佳オンラインサロン」について

おかげ様でちらほらと興味をもって傍観してくれている人が出てきまして
人と会うと

◆オンラインサロンって、中でなにやってるの?
◆オンラインサロンって、どうなの?
◆オンラインサロンって、何がしたいの?
◆オンラインサロンに、私も入ってもいいの?

・・と聞かれることが増えました。

オンラインサロンといいますのは
システム的なことでいえば
有料のメルマガみたいなものです。
あるいは、有料のファンクラブ、もしくは定期購読誌、のようなものです。

メルマガ、ファンクラブ、定期購読誌はいずれも
一方的に発行され、ひたすら会員は「受け取る」側でしかありませんが

オンラインサロンは、
「自分のほかに誰がメンバーになっているのか」お互いを知ることができるのと
「自分からも発言をすることができる」という
双方向のコミュニケーションがとれる、というのが特徴です。

 

三宅利佳オンラインサロンは、
1月にスタートさせたばかりのほやほやサロンですが
現在、51名の会員様がいらっしゃいます。
(誰が会員になっているのか、外からその顔触れは見れませんが、会員になればお互いに知ることができます)

世間一般的に言われがちなのは

オンラインサロン?
なにもしないで会費だけとって儲けている、
不労所得のおいしい話なんでしょう?

ということでしょうか。
私のサロンは月額1500円なので
会員様が50名いたら、毎月75000円が収入になりますから
その部分だけを切り取って

なにもしないで楽な儲け方だな!

と、そういうふうに思う人がいるわけです。
実際、「おいしい話」「楽して稼げる」のがオンラインサロンだ
・・・と浅はかな(←ほんと、この考えはバカです)
そんな考えでサロンオーナーをやり始め、そして玉砕し、散っていくというケースが
後を絶たないようです。

 

まぁ、断言しますが、
オンラインサロンなんてまったく楽なもんじゃありません!!!

これはこれは本当にしんどい。
いや、まじで、こんなに大変だとは!(笑)

今日わたしが体験したこと♪うふっ♪みたいな退屈な日記を読ませるわけにはいきません、
「お金を払ってでも知りたい」と思ってもらえるネタを
投入し続けなければならない。
サロンオーナーになるというのは、相当な覚悟をもって始めないと
絶対に続かないだろうと、これは断言できます。

わたしはまだ1か月ちょっとです。
この先、サロンが継続できるか否か、会員の皆様がジャッジしてくれることと思います。

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さて。
どうしてオンラインサロンをはじめようと思ったのか。

もちろん、「なんもしないで楽して稼げそう♪」と思ったから
なんてことはみじんもありませんでして。
そんな理由で始めておりません。

わたしは今も昔も、そしておそらくこの先も、
ずっと「一人で」この仕事を続けていきます。
ですから身近なところに後継者はいませんし、
教授や講師もでないので
スクールなどで学生さんたちに伝えていくというような場も持っていません。

けれど、なにかこう、
フリーランスという形で仕事をしている私のノウハウを知りたがる人たちがいる、
というのは薄々感づいていまして
だったらどんどん伝えていこうじゃないか、と思ったのがきっかけです。

サロン内では日々こんなことを投稿しています。
新しい順に、タイトルだけ並べてみます。

2月の投稿

2019.2.13
「欧州トレンドセミナーの原稿を公開します、の話」

2019.2.12
「クラゲ動画」

2019.2.9
「体験をフォローするためにグッズを売る、という話」

2019.2.8
「語る場が価値を生む、という話」

2019.2.5
「何回も何回も何回も練習する、という話」

2019.2.3
「イケア理論、の話」

2019.2.1
「今月のレコメンド募集!の話」

 

1月の投稿

2019.1.31
「なぜトレンドを知る必要があるのか、という話」

2019.1.28
「ツイッターから始まるコーディネート、の話」

2019.1.27
「独自の目線を持つことを意識する、の話」

2019.1.26
ハイムテキスタイル2019
「Embarace Indulgence ~耽溺を受け入れる~」の話

2019.1.25
ハイムテキスタイル2019
「Escape Reality ~現実逃避~」の話

2019.1.25
ハイムテキスタイル2019
「Go Off Grid ~都会を離れろ~」の話

2019.1.24
「オンラインサロンをスタートさせて1ヶ月で思う事、の話」

2019.1.23
「思い出してもらうためのスイッチ、の話」

2019.1.21
「とにかくまずは人目につこう、という集客の話」

2019.1.19
ハイムテキスタイル2019
「Seek Sanctuary ~聖域を求めて~」の話

2019.1.18
「フリーランスのインテリアコーディネーターですと名乗る話」
 
2019.1.17
ハイムテキスタイル2019
「Pursue Play 遊びの探求」の話
 
2019.1.17
ハイムテキスタイル2019
「トレンドコンセプトの話」

2019.1.15
「トレンドカラー 〜ドイツより〜」
 
2019.1.14
「伝え方についての話」

2019.1.14
「ドイツ カッセルより」

2019.1.12
「ドアシリーズ〜チェコより〜」

2019.1.11
ドイツ
「ハイムテキスタイル の会場より」動画3
 
2019.1.11
ドイツ
「ハイムテキスタイル 会場より」動画2
  
2019.1.11
ドイツ
「ハイムテキスタイル 会場より」動画1
 
2019.1.10
「着ていく服の色の話」
 
2019.1.9
「本棚は余白があったほうがいいという話」
  
2019.1.8
「インテリア不要論の話」
 
2019.1.5
「ベッドとナイトテーブルの高さの話」
 
2019.1.4
「期待に応えるということについての話」

 

以上が、投稿してきたいままでの記事のタイトルです。

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まだそんなにみんながやっていない事をやる
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オンラインサロンは皆んなが皆んな出来るものじゃなさそうだから
…やるんだったら今だな、と思いまして、今年からスタートさせました。
しばらく迷走はしているかもしれませんが
生暖かく見守ってもらえると嬉しいなぁと思っていますし、

なんかまたあの人突拍子もないこと始めたらしいぞ
どうなることやら?

と、会員ではない人たちが興味本位で
外野から私の活動を眺めていてくれるのも
それはそれでありがたいな、なんて思っています。

サロンは基本的に

入るのも自由
出ていくのも自由

です。

退会させないぞとか
一度捕まえたら逃がさないぞなんてことはまったくなくて
簡単に抜けていただいてよいのです。

(まだ退会者は出ておりませんが)

もちろん、みんながどんどん抜けて行ってしまうようなサロンには
したくありませんので
どうやったら会員様に楽しんでもらえるか
サロンにはいっててよかったーって思ってもらえるには
どんな投稿をしたらいいのか、
どんな特典があったらいいのか、
全力で頭フル回転で考えています。

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インテリアコーディネーターとして、
わたしはこれまでに一個もこのインテリア・内装業界のために
力を貸せたことがありません。
なにひとつ役に立っておりません。

いろんな団体、協会が一生懸命
インテリアコーディネーターの仕事を認知させよう!と尽力していたり
将来を担う若い学生さんたちにインテリアを教えている人たちがいる中で
わたしなんかね、なーーーーんにもやってないの、ほんと。
なにひとつ、将来につなげていない。

そろそろほら・・・わたしも47歳です。
(人生50年と言われた昔だったら、もうぼちぼち死ぬころですよ・・・)

わたしにはわたしなりの方法で
なにかこの業界に役に立てそうな活動があるんじゃないか?
その答えのひとつが、オンラインサロンというわけです。

 

私のサロンは、
◆フリーランスの働き方について
◆独立・起業について
◆インテリアコーディネーターの存在について
◆インテリアコーディネートの手法について
◆インテリアや暮らしについて

それぞれが自分の頭で考える
そのきっかけになる場を目指しています。

1+1=2 である。

というサロンではなくて

1+1= なんだと思う?

ていうサロンです。
たとえ話ですが。

ペンダント照明の位置はテーブルから60~80センチ離そう、という投稿ではなく

ペンダント照明の位置はテーブルから60~80センチ離そう、
って一般的に言われているけど
私は85センチにすることが多くて、その理由はこうで、ああで。
で。みんなだったらどうする?

というようなスタンスの投稿です。
お題を投げる、みんなが自分の頭で答えを出す、その繰り返し。
基本姿勢として、そんな感じです。

 

それと同時に、
私自身も日々、リアルにコーディネートの現場を抱えています。
そこから見えてくる課題、そんなこともサロンの皆様と共有したりしながら
ともにスキルアップをしたいと思っています。

そしてこれはいまここで初めて話すことなのですが
最終的にわたしは、
サロンを通して、
インテリアコーディネートを通して

◆自己の夢の実現(アンドリューマーチンのインテリアデザインレビューに選ばれること)
◆社会貢献(ももちゃんプロジェクト(仮名)インテリアの力で(虐待などの犠牲者となっている)子供たちを救いたい)

この2つにつながるように持っていきたいと考えています。

でもいまはまだ全然まったくこれっっぽっちも
その段階ではないので、
まずはサロンを定着させることと、
会員数を増やすことを目先の目標にしています。

私のサロンに入ってくださっているのは
インテリアコーディネーターだけではありません。
男性も女性もいらっしゃいますし
自営の経営者もいれば、
学校を卒業したばかりのような方もいらっしゃいます。

私のサロンは、とても静かな空間です。
新しい会員さんが入ってもいちいち自己紹介などもしませんで
こっそり増えて、ひっそりそこにみんながいる、みたいな空間です。
ですから、引っ込み思案なタイプの人も大歓迎で、というか
むしろそういう人が大多数です。

会員の皆様の業務にプラスになるよう
わたしはひたすら記事を投入します。
インテリアについて。
働き方について。
サロンを通して、会員の皆様と私自身が
ともにスキルアップして「目標としている夢」に届くようにしたいのと、
サロンを通して、サロンの力で社会貢献ができるようにしたいというのが最終的なゴールです。

長いおつきあいをいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。