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新作発表と公開施工。輸入壁紙の魅力を一気にお伝えします!

2018.7.5 Thu.

新作発表会・展示会シーズンです。
世界中の壁紙を取り扱っているTECIDOさんにお邪魔してきました。

セミナーといえばもちろん毎度ど真ん中、ド真ん前の席を私は確保します。
基本です(笑)

えらそー!
ずーずーしい!
どんだけやる気満々だよ!

っていつも思われているかもしれませんが
理由は簡単です。
目が悪いので前に座らないと見えなんですよ。

 

てへ。

 

さて。
今回の新作はモダンというテーマでコレクションされていました。
そしてそのモダンに沿って、5つのコンセプトで各アイテムが展開されています。

緑、グリーンをふんだんに取り入れていくアーバンオアシス
究極のシンプルに暖かみや柔らかい色をさしていくソフトミニマル
数年前からはトレンドというよりほぼ定番になりつつあるジオメトリー
コンクリート打ち放しやレンガ、石、木目などのインダストリアル
和テイスト、東洋デザインを意識したオリエンタル

 

こちらはフランスのトップブランド、CASAMANCE(カサマンス)の新作。

時計の内部をデザインしてモチーフにした壁紙です。
なんともいえないメカニカルな印象を受けますよね、私はこれをみて
NHKの子供向け番組「ムジカピッコリーノ」の世界が浮かびました。
インダストリアル、のコレクションです。

商品ページはこちら

 

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こちらはアメリカのブランド、ブリュスター社の壁紙。

山々が連なっているデザインで、どことなくムーミン谷のような、日本昔話のような。
山のひとつひとつをよく見ると、青海波(せいがいは)や七宝つなぎなど和の小紋柄で構成されています。かわいいなぁ。
これは、オリエンタル、のコンセプトに沿ったコレクションですね。

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こちらはジオメトリックな柄が淡いピンク色でデザインされたもの。
ジオメトリーもしくはソフトミニマル、ってことなのかな。
こういうのもかわいいし、住宅で使いやすそう!

商品説明のページはこちら

 

こちらはバナナリーフ。

もうね、こういうジャングル系はまさに2018年のトレンドど真ん中、2018年を代表するような柄です。
トレンドセッターの「ヒデキ越川」さんチームはこういう世界観をごってりトロピカルと命名しています。
なかなかインパクトがありますよね!わたしはちょっと使いにくい柄かなぁ。
でも、トイレぐらいだったらまぁ貼ってもいいかな、って使うよりはリビングや玄関吹きぬけとかに思い切ってバーンと貼った方が絶対にかっこいいと思います!

商品ページはこちら

 

わたし個人的には
こんなギルドの壁紙かわいいなぁと思うのですがいかがでしょうか。

ジオメトリーや、植物、というトレンドをしっかりおさえつつも
さらにまたそれにデザインをONしてきているという
デザイナーズギルドらしい世界観のある壁紙。

————-

ブランド関係なく共通して目立ってた特徴は
メタリックなもの、ラメとか、ゴールドとかシルバーとか、そういうキラキラしたものが多いなぁと感じました。

ゴールドの、鯉。

 

目地がね。

 

これも目地がね。みたいな。

 

とかとかとか。
新作が出るとお客様にそれをご提案するのが楽しみになります。

 

 

さてさてさて。
TECIDOさんの新作発表会では、輸入壁紙の公開施工タイムもありました。
普段、現場で見慣れているとはいえ、あらためて職人さんの言葉でお聞きすると知らなかったこともいっぱいあってとても勉強になりました。

レクチャーしてくれたのは、アトリエサンクレーヴの小池さんです!

つい先日、白金のパーティ会場で一緒でした。


(ウェイトレスみたいなかっこうしてるのがワシじゃ)

小池さんをはじめ、インディテールの尼野さんインテリア青山の青山さん、という3人が輸入壁紙の施工についてお話くださいました。

輸入壁紙と国産壁紙の違い

日本では室内壁の98.5%は、壁紙で仕上がっています。
欧米諸国はペンキが70%、壁紙が30%ですから
いかに日本の住宅は「壁紙一辺倒」かがわかると思います。

そして、その壁紙のうちの約9割は量産といわれるいわゆる国産ビニールクロス。
輸入壁紙はたったの1%!
日本の住宅のたったの1%にしか採用されていないのです。

国産の壁紙(ビニールクロス)と輸入壁紙は何が違うのでしょうか?

まずは、規格が違います。
日本の国産壁紙は92㎝の巾で出てきています。
これは建築寸法(尺貫法など)に合わせてあり、
施工性を重視して作られています。
壁紙は職人さんが貼るものだ、という認識。
ですから、国産の壁紙はあくまでも建築資材という概念のなかにあります。

それに対して輸入壁紙は
68.5㎝か、53㎝の巾で出来ています。
素人でも扱いやすい大きさ、DIYの文化があればこそです。
デザイン重視、ユーザー目線ですから
インテリア商材という概念の中にあります。

ですからそもそも「デザイン」に対してのスタートが違う。
国産壁紙には国産壁紙の良さがもちろんあるのだけれど
それは機能や施工性、価格面でのメリットであって、
デザインを優先に語ってしまうとどうしても輸入壁紙には勝てない。

 

という基本をふまえたうえで。
さぁ、輸入壁紙を選ぶのはとても楽しい作業です。

jay blueでは、たくさんのお客様にご採用をいただいています。
日本の家のたった1%にしか採用されていない輸入壁紙ですが
「素敵なインテリア空間で生きていきたい」と思う人がインテリアコーディネートのご依頼をくれているわけですからおのずと輸入壁紙をご採用くださる率は高いです。

jayblueのコーディネート事例よりご紹介。

ジオメトリーとか、ストライプとか。

 

 

 

蒼いのとか。

 

モノトーンのダマスク柄とか。

染め物っぽい和風っぽいけど、実はイギリスの壁紙だとか。

 

卵色のかわいらしい壁紙とか。

 

 

エレガントなダマスク柄とか。
またまたストライプとか。

 

 

モノトーンのジオメトリーとか。

 

全部、海外の壁紙でした。

私の自宅でも採用しています。
和紙みたいな青いのはフランスのエリティスの壁紙。

 

輸入壁紙のデザインや発色のキレイさは、ぜったいに国産壁紙では探せないんです。

 

では公開施工の話に戻りましょう。

もともと貼ってあった壁紙をはがし終わって、
シーラー処理をして全面に白い紙を貼りました、という状態です。
(紙を貼る代わりに、カラーシーラーでも良いそうです)

国産ビニールクロスを貼る時と、まずこの下地処理が違う。
下地作りに非常に気を遣う。

では実際に貼る壁紙を地面に広げ、柄の確認。
お花がたくさん散りばめられたデザインの壁紙でした。
黄色い花が真ん中にみえたほうがいい?
なにがどこにみえたほうがいい?
・・・どこにどんなふうに貼っていくかを検討していきます。

実際の現場にあてはめるとするならば、
設計やコーディネーターに求めることとして、「柄出しの指示書が欲しい」ということでした。
どーでもいいんならいいけど、
どーでもいいわけじゃないよね?ってことだ。

分かりやすい事例をみせてくれました。
巾90㎝ぐらいの壁に壁紙を貼ることにしましょう。
トイレの正面の1面とか?をイメージしてみてください。

輸入壁紙は巾53㎝ぐらいのものですから
巾90㎝の壁なら2本貼ればいいよね、って職人さんは考えます。
何も指示がなければ、端っこから貼っていくでしょう。
ジョイントは1か所で済みます。

国産の壁紙は端っこから順番に貼っていくのが当たり前ですが
実は輸入壁紙は端っこから貼るものではありません。

柄をどう見せたいのか?で、検討するものです。

90㎝のパネルに
向かって左側が
「柄を真ん中に見せたい!」という指示のもとに貼った例で
向かって右側は
何も考えずに端っこから順番に貼りましたという例。

左側は大きな柄が真ん中にあってとてもきれいに収まっています。
壁紙のジョイントは2か所になってしまいますが、
仕上がり、見栄えはこちらが断然「かっこいい」と思えますよね。

向かって右側は、ジョイントが1か所で済むので
国産ビニールクロスに貼り慣れている職人さんの感覚にお任せしたとしたら
こんなふうに貼られることも考えられるわけです。

どっちが正解、というわけではないけれども
デザインを考えるなら、私だったら向かって左がベストだと感じます。

おもしろいでしょう?

輸入壁紙は「割付(わりつけ)」がすべてだ、といえるのかもしれません。
事前の打ち合わせ、指示がとても重要になってきます。
どう貼るかで商品ロスも変わってきますから発注する量も違うのです。

そんなふうにして
わかりやすい実演、スライドなど、事例をたくさん見せてくださりながら
施工が同時進行しつつの盛りだくさんで

 

いつのまにかサクっと貼り終わっていました。
早っ。

 

輸入壁紙は、国産のビニールクロスに比べると、確かに高いのです。
それは材料代そのものも高いですし、
貼るために必要な手間(下地処理など)も違いますし、
貼る職人さんの技量も問われますからおのずと単価はアップしますが、
それは、輸入壁紙をチョイスして、インテリアに取り入れて、人生を楽しみ豊かにするための演出だとおもえば妥当な投資であると断言できます。

 

というわけで、TECIDOさんの新作発表と公開施工でした。

 

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