日本っぽいものと東京っぽいもの

これは渋谷の某インテリアショップで見かけたクッション。
和柄をモチーフにデザインされています。
KENZO TAKADA デザインです。

麻の葉

 

毘沙門亀甲(びしゃもんきっこう)

 

 

うろこ

・・などといった伝統的な日本の柄ですよね。

こんなファブリックを使った寝室なんて
ちょっとかっこいい。

外国からのお客様用のホテルにもいいかもしれませんが
わたしたち日本人の自宅の寝室が普通にこんな感じだったら
逆にいまどきファンキーでいいかもって思いました♪

ところで。

わたしは、インテリアにおいて「日本っぽいもの」という世界観と
もうひとつ別で「東京っぽいもの」という感覚があるように思っています。

日本風とか、
JAPAN STYLEなんていうと
畳、和紙、和柄、藍色、障子、襖、格子・・・・
そういったものを連想したり
それがいわゆる「日本的インテリア」って思うかもしれないけれど。

それって、外国に向けた表向きの顔としての日本風だよね?

それとはまったく異なるけれど
アートとか、
コンパクトなものとか、
ちょっとかわいいものとか、
そういったものをミックスしたものも
ある意味ではJAPAN STYLEだと思うし
もっというと、
そっちのほうがリアルな日本風、って感じたりしています。
あえて言うのならそれを「東京風」って私は名付けているのですが。

https://jayblue.jp/cross-hotel/17397

 

例えばBOOK AND BED TOKYOというホテルは
すごく日本っぽい気がするし
あるいは、

無印良品的なコンパクトさとか
猥雑な看板や色が氾濫する街並みとか
そういう雑多な感じが
なんていうかリアルな日本スタイルって感じがします。

まぁそれはそれとして。

和柄も素敵、という話。