ブログ読者さんへ贈る言葉(日ごろの感謝を込めて)
歩行者用信号機の押しボタン。
WAIT
信号を守って渡る人なんかほとんどいない、基本信号無視をするのが当たり前なロンドンでしたけど。
さぁて。
コーディネートのご依頼をもらい打合せでお客様のおうちに伺ったときに、玄関で聞かれる質問があります。
それは
「リカさん、動物アレルギーはありませんか?」
「動物、平気ですか?」
ということ。
犬や猫を飼っているおうちは多いので、それで気を使ってくださって聞いてくれるんですね。
アレルギーありますか?
苦手ですか?
怖いですか?
動物いるんですが大丈夫ですか?
ってね。
幸い私は動物アレルギーを持っていませんし、動物が苦手でもありません。
いま家には何もいないのですが、8歳からはハムスター、15歳からはずっと犬を飼ってました。
実家の飼い犬歴を言いますと、
血統書付きのシェットランドシープドッグを1匹
拾ってきた雑種を1匹(この子はてんかん発作を時々起こしてました)
ペットショップ勤務だった私の妹(トリマー)が引き取ってきたトイプードルを2匹
(いま現在残っているのはトイプードル1匹です)
ですので、ずっと犬と暮らしていました。
で。
よく「犬派か猫派か」という話になりますが、私は圧倒的に「猫派」なんですよ(笑)
ずっと一緒にいたのは犬ですが、飼ったことは一度もないのだけれど猫のほうが好き、ってやつです。
犬は従順すぎて時々うっとおしいのです。
勝手にプイってなってる猫ぐらいがちょうどいいんです。
ところで尊敬するある方が、以前私に向かってこんなことをおっしゃったんです。
「私ね、人を判断するときにこの人は犬かな猫かなーってわけるんですよ。それで犬だ!って思う人としか付き合わない。猫な性格の人と自分とは絶対に気が合わへんから。猫の人はだめ、嫌い」
これを聞いて、私自身は完璧なる「猫人間」だったので一瞬「ウヘッ」とへこみそうになりましたが、でも逆に、かえってそれがますますその方に対する尊敬の念が増したんです。
あぁ、この人はやっぱり手の届かない(友達にはなれない場所にいる)透明な天井の上にいる人だ、と思って、なんだか納得しました。
ますます憧れるようになりました。神ですw
さて。
今日はいつもにもまして脈絡もなくダラダラととりとめのない話をしました。
いつもブログを読んでくださる皆様、おつきあいいただきありがとうございます。
インテリア好きな一般消費者の方が多いと勝手に思い込んでいましたが、意外に同業者も見てくれているということを知ったりするこのごろです。
何年も前からこのブログを見続けてくれているという人がたくさんあって本当に感謝です。
また、最近このブログを知りましたーって人も、これからもちょくちょく来てくれたら嬉しいなぁと思っています。
「役に立つ情報」か「楽しい話」必ずそのどちらかをお届けできるようにと意識して書いています。
そうならなかったブログも多々存在してますがw
私にとってこのブログは、そう、確かに「インテリアコーディネートの依頼をいただくための窓口」ではありますが、それだけということでもないんです。
いつもブログみてるだけでごめんなさい、
コーディネートの依頼をしなくてごめんなさい、と気をつかってそういうふうに謝って来る方があるんですが、とんでもありません。
依頼なんかしなくたって、こうやってブログに集まってくれるだけで、十分です。
あるいは中には「こいつ、なんか、いちいちむかつくなー」って思いながらブログを読んでくれている人もいるかもしれません。
私はまず社交辞令を言わないし、めんどくさい人間関係にも引きずられたくないので人づきあいがドライなもんで、嫌な奴だと思われていると思います。
(そのかわり、私は正直で素直でたぶんまだ透明です)
人からどう思われているかは気にならないし興味もありませんし、嫌われたくないっていう願望がそもそもありません。
私が好かれているか嫌われているかは全然どーでもよいのです。
ただ、こうやってブログに皆さんが来てくれているその事実に感謝しています。
そして、ブログ読者さんから時々おハガキを頂くことがあります。
お返事はしていないのですが、しっかり読ませていただいております。
メールやコメントと違って、はがきを出すという行為は、ひと手間もふた手間もかけてくれた行為です。
そのプロセスを思い、とっっっっても嬉しがっています、喜んでいます。
ハッピーな気分をもらっています。
ブログを書き始めたころも、今も、中身はそんなに変わってないかもしれません。
最初のころは誰が見てるかもわかんないし、そもそも誰かが見てくれているのかも定かでないような状態から、まぁ好き勝手なことを書き続けていました。
それがただただ年月がたって継続していただけのことで、今も昔も私のブログは変わりません。(成長してないともいう)
ですが、このブログに影響をされて「ICになりました」とか「好きなことにチャレンジする勇気をもらいました」なんていう話をたまに耳にすると、なんだこんなブログでも誰かの役に立つことがあるんだなと、ちょっとだけ誇らしい気持ちになれます。
ロンドンの人って、信号が赤だろうが、自分の目で確認して「今渡れるじゃん!」と思えば勝手に渡っちゃうんです。
東京の人って、信号はきちんと守るのが当たり前です。
待て、って言われたら、命令が解除されるまで犬はずっとそこで待機します。
待て、って言ったって、猫なんかそんなの関係なくひょろーんです。
あなたはあなたらしく、それでいいと思いますよ。
私はまぁ、いつも、こんなんです。
これからもブログに来てください。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。